アシュリングの遊び方
2018年10月4日 ゲーム コメント (1)「山99枚で遊べるやべーやつじゃん」
統率者でアシュリングを出すと結構高い確率でそう言われる。どこかの偉い人が「理論上山だけでも遊べる」と言ったことが強い影響を与えているのか、
「詳しいオラクル知らねぇけど名前だけは知ってる」
という人が多い。使用者としては、知ってると言われるだけでも嬉しいものである。
そんなカジュアル統率者のデッキの作り方、回し方を綴っていこうと思う。
【デッキの作り方】
まず用意するのは以下の3つである。
・好きなイラストの山
・変なデメリットを持ってない軽いマナファクト
・自身の起爆から守る装備品
・好きなイラストの山
ロクに数えてないけど基本山が収録されているエキスパンションはおよそ60。1つのエキスパンションに収録されている基本土地のイラストは3種くらいだから、単純計算で180くらい(基本セットの基本土地は新規イラストじゃないからもっと少ない?140届かないくらいかも?)あるよ。さぁそこから好きなイラストの山を選ぼう。イラスト統一にするもよし、あえてこだわり持たないのもよし、好きなスタイルで行こう。
・変なデメリットを持ってない軽いマナファクト
ここの「変なデメリット」ってのは主にライフに負荷がかかること。アシュリングの起動型能力がライフにも影響を及ぼすから、《魔力の墓所》や《魔力の櫃》は不要。あと無色だけしか出ないマナファクトは2マナ出るのだけで十分。アンタップ時に起きないとかの余計なデメリット抱えてるものが多いし、アシュリングの起動を構えるのに邪魔だから《厳かなモノリス》《玄武岩のモノリス》さらに言っちゃえば《スランの発電機》もいらないかな。《金粉の水蓮》なら入れていいかも。
さて採用すべきカードだけど、まずは定番の《太陽の指輪》《永遠溢れの杯》《Jeweled Amulet》《友なる石》《冷鉄の心臓》《星のコンパス》《精神石》《思考の器》《統率者の宝球》《緋色のダイヤモンド》《ダークスティールの鋳塊》。《モックスダイヤモンド》《金属モックス》もあれば強いよ。買えてないけど。あと追加で《勝利の鐘》《フォライアスのトーテム像》《レイモスの心臓》《守護像》《虹色のレンズ》《モックスアンバー》など、とにかく軽いマナファクトを入れよう。
とにかくマナファクトを詰め込む理由?アシュリングの起爆を1ターンでも早く構えるためだよ。
・自身の起爆から守る装備品
たまーに勘違いされるけど、アシュリングの起爆の処理は
3回目の起動→3つ目の+1カウンターを乗せる→乗っていた+1カウンターを全て取り除く→取り除いた+1カウンターの数だけダメージ
なんだ。だからアシュリング本体がアシュリング自身のダメージを軽減できればいくらでも起爆しながら戦場に鎮座できる。
それを踏まえて用意するべきものは、まず挙げるとするならば破壊不能。《ダークスティールの板金鎧》《ダークスティールの斧》《ナザーンの槌》くらいだろう。《カルドラの盾》?それは正直厳しいんじゃないかな…。
あとはプロテクション赤を付与したり、ダメージを軽減できる装備品もあるとグッド。《火と氷の剣》《戦争と平和の剣》《魔道士封じの鎧》などを入れよう。赤白剣とかは除去からも身を守れたりするからおすすめ。
まぁ正直なところ、アシュリングを守るための有用な装備品は今挙げたのが限界なんだけどね。これからの新規カードに期待していきたい。
以上が大まかなアシュリングデッキの組み方である。上記3点を心がけさえすればそれなりに戦える構築にはなる。
上には書けなかったが、《ロクソドンの戦槌》《バジリスクの首輪》《速足のブーツ》《幻術師の篭手》などの単体で強い装備品、《反動》《熱砂》《理由なき暴力》《荒れ狂う嵐の儀式》など置いておくだけで相手が死んでいくエンチャント、《神々の憤怒》《コジレックの帰還》等を始めとする全体火力インスタントソーサリー、手札を回せてテンポを円滑に取れる《ヤヤ・バラード》《炎呼び、チャンドラ》《悪鬼の血脈、ティボルト》などのプレインズウォーカーも詰めよう。
これらをお好みで揃えて詰め込めば完成!!
【デッキの回し方】
回し方というよりも、《展開するにおいての優先順位》が一番正しい見出しじゃないかなこれ。なんせ複雑なギミックなんて何1つないのだから。そんなわけでやるべきこと一覧はこちら。
・まずは8マナ揃える
この8マナはアシュリングキャスト(2マナ)+起爆構え(6マナ)のこと。8マナ揃う前にフルタップで叩きつけると、揃えている間に除去を投げられて唱え直しにまたマナ基盤を整え直さないといけなくなる。焦らず落ち着いて基盤を整えよう。マリガン基準も、マナファクト含めて最低でも4~5マナが見えない手札ならマリガンすべき。
・妨害カードを投げる
8マナ揃えている間はどうしても盤面がガラ空きになる。その間に殴られでもしたらアシュリングを出す前に脱落してしまうだろう。それを封じる為に、自分から妨害カードを叩きつけるのは、8マナが揃う前にやってしまおう。《締め付け》や《血染めの月》などの対戦相手達の方が被害が大きくなりやすいものはなるべく最優先で置こう。しかし《地割れ潜み》《マナの座、オムナス》などの超スピードでサイズが膨らんでいく生物も統率者では珍しくないため、全体火力等で生物を早めに消しておかないと後々大変だろうって場面も少なからずあるだろう。サイズアップが目に見えている生物がいる場合に限り、全体火力を優先してもいいかもしれない。
・アシュリング降臨
アシュリングが着地したあとは、何があろうとも6~8マナ構えることを一瞬たりとも崩してはいけない。理由は無論除去ケアである。手札に装備品が溜まりまくってさっさと出したい場面もあるだろうが焦らないように。焦って展開して起爆できず除去されるほど悲しいものはない。(10+@敗)
3回目起動に対応して除去を撃たれることもある。そうされると起爆が不発に終わるため、除去を抱えてそうなプレイヤーがいたら、6マナからもう2マナ足して8マナ構えるといいかもしれない。
アシュリング統率者は、ある程度の定石が固まっている比較的簡単な部類のデッキではあるが、やはりアドリブで対応しなければいけない、判断力を問われる場面も決して少なくないデッキだ。そこは場数を踏んで慣れていこう。
またこのデッキは採用できる生物が限られている(アシュリングで吹き飛びかねないため)という理由上、布告にとても弱い。無垢の血や小悪疫などはまぁ1回きりだからなんとかなるにしても、《囁く者、シェオルドレッド》、《肉袋の匪賊》などの布告を内蔵している生物は環境上どかしてもまた釣りあげられて使い回される危険性があるため、出されると非常に吐きそうになる。そういったものを出された時は
「しゃーない、切り替えていけ」
と割り切る心も大切である。不貞腐れたくなる気持ちは分かるが、落ち着こう。
これを読んでアシュリング組んでみたぜ!って人が1人でも増えますように。では。
統率者でアシュリングを出すと結構高い確率でそう言われる。どこかの偉い人が「理論上山だけでも遊べる」と言ったことが強い影響を与えているのか、
「詳しいオラクル知らねぇけど名前だけは知ってる」
という人が多い。使用者としては、知ってると言われるだけでも嬉しいものである。
そんなカジュアル統率者のデッキの作り方、回し方を綴っていこうと思う。
【デッキの作り方】
まず用意するのは以下の3つである。
・好きなイラストの山
・変なデメリットを持ってない軽いマナファクト
・自身の起爆から守る装備品
・好きなイラストの山
ロクに数えてないけど基本山が収録されているエキスパンションはおよそ60。1つのエキスパンションに収録されている基本土地のイラストは3種くらいだから、単純計算で180くらい(基本セットの基本土地は新規イラストじゃないからもっと少ない?140届かないくらいかも?)あるよ。さぁそこから好きなイラストの山を選ぼう。イラスト統一にするもよし、あえてこだわり持たないのもよし、好きなスタイルで行こう。
・変なデメリットを持ってない軽いマナファクト
ここの「変なデメリット」ってのは主にライフに負荷がかかること。アシュリングの起動型能力がライフにも影響を及ぼすから、《魔力の墓所》や《魔力の櫃》は不要。あと無色だけしか出ないマナファクトは2マナ出るのだけで十分。アンタップ時に起きないとかの余計なデメリット抱えてるものが多いし、アシュリングの起動を構えるのに邪魔だから《厳かなモノリス》《玄武岩のモノリス》さらに言っちゃえば《スランの発電機》もいらないかな。《金粉の水蓮》なら入れていいかも。
さて採用すべきカードだけど、まずは定番の《太陽の指輪》《永遠溢れの杯》《Jeweled Amulet》《友なる石》《冷鉄の心臓》《星のコンパス》《精神石》《思考の器》《統率者の宝球》《緋色のダイヤモンド》《ダークスティールの鋳塊》。《モックスダイヤモンド》《金属モックス》もあれば強いよ。
とにかくマナファクトを詰め込む理由?アシュリングの起爆を1ターンでも早く構えるためだよ。
・自身の起爆から守る装備品
たまーに勘違いされるけど、アシュリングの起爆の処理は
3回目の起動→3つ目の+1カウンターを乗せる→乗っていた+1カウンターを全て取り除く→取り除いた+1カウンターの数だけダメージ
なんだ。だからアシュリング本体がアシュリング自身のダメージを軽減できればいくらでも起爆しながら戦場に鎮座できる。
それを踏まえて用意するべきものは、まず挙げるとするならば破壊不能。《ダークスティールの板金鎧》《ダークスティールの斧》《ナザーンの槌》くらいだろう。《カルドラの盾》?それは正直厳しいんじゃないかな…。
あとはプロテクション赤を付与したり、ダメージを軽減できる装備品もあるとグッド。《火と氷の剣》《戦争と平和の剣》《魔道士封じの鎧》などを入れよう。赤白剣とかは除去からも身を守れたりするからおすすめ。
まぁ正直なところ、アシュリングを守るための有用な装備品は今挙げたのが限界なんだけどね。これからの新規カードに期待していきたい。
以上が大まかなアシュリングデッキの組み方である。上記3点を心がけさえすればそれなりに戦える構築にはなる。
上には書けなかったが、《ロクソドンの戦槌》《バジリスクの首輪》《速足のブーツ》《幻術師の篭手》などの単体で強い装備品、《反動》《熱砂》《理由なき暴力》《荒れ狂う嵐の儀式》など置いておくだけで相手が死んでいくエンチャント、《神々の憤怒》《コジレックの帰還》等を始めとする全体火力インスタントソーサリー、手札を回せてテンポを円滑に取れる《ヤヤ・バラード》《炎呼び、チャンドラ》
これらをお好みで揃えて詰め込めば完成!!
【デッキの回し方】
回し方というよりも、《展開するにおいての優先順位》が一番正しい見出しじゃないかなこれ。なんせ複雑なギミックなんて何1つないのだから。そんなわけでやるべきこと一覧はこちら。
・まずは8マナ揃える
この8マナはアシュリングキャスト(2マナ)+起爆構え(6マナ)のこと。8マナ揃う前にフルタップで叩きつけると、揃えている間に除去を投げられて唱え直しにまたマナ基盤を整え直さないといけなくなる。焦らず落ち着いて基盤を整えよう。マリガン基準も、マナファクト含めて最低でも4~5マナが見えない手札ならマリガンすべき。
・妨害カードを投げる
8マナ揃えている間はどうしても盤面がガラ空きになる。その間に殴られでもしたらアシュリングを出す前に脱落してしまうだろう。それを封じる為に、自分から妨害カードを叩きつけるのは、8マナが揃う前にやってしまおう。《締め付け》や《血染めの月》などの対戦相手達の方が被害が大きくなりやすいものはなるべく最優先で置こう。しかし《地割れ潜み》《マナの座、オムナス》などの超スピードでサイズが膨らんでいく生物も統率者では珍しくないため、全体火力等で生物を早めに消しておかないと後々大変だろうって場面も少なからずあるだろう。サイズアップが目に見えている生物がいる場合に限り、全体火力を優先してもいいかもしれない。
・アシュリング降臨
アシュリングが着地したあとは、何があろうとも6~8マナ構えることを一瞬たりとも崩してはいけない。理由は無論除去ケアである。手札に装備品が溜まりまくってさっさと出したい場面もあるだろうが焦らないように。焦って展開して起爆できず除去されるほど悲しいものはない。(10+@敗)
3回目起動に対応して除去を撃たれることもある。そうされると起爆が不発に終わるため、除去を抱えてそうなプレイヤーがいたら、6マナからもう2マナ足して8マナ構えるといいかもしれない。
アシュリング統率者は、ある程度の定石が固まっている比較的簡単な部類のデッキではあるが、やはりアドリブで対応しなければいけない、判断力を問われる場面も決して少なくないデッキだ。そこは場数を踏んで慣れていこう。
またこのデッキは採用できる生物が限られている(アシュリングで吹き飛びかねないため)という理由上、布告にとても弱い。無垢の血や小悪疫などはまぁ1回きりだからなんとかなるにしても、《囁く者、シェオルドレッド》、《肉袋の匪賊》などの布告を内蔵している生物は環境上どかしてもまた釣りあげられて使い回される危険性があるため、出されると非常に吐きそうになる。そういったものを出された時は
「しゃーない、切り替えていけ」
と割り切る心も大切である。不貞腐れたくなる気持ちは分かるが、落ち着こう。
これを読んでアシュリング組んでみたぜ!って人が1人でも増えますように。では。
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