こんにちはしゃけです。またもやブロールのお話です。
先日「Watchwolf MTG」という団体主催のイベントに参加したことについての記事を書きました。今回の記事はそれの補足、ルール変更などの報告記事となります。
あれから毎週参加し続け、Discordで主催達と接触していくにつれ、新しい参加者が増えたり、ルールを整備しようという動きがあったりと、激動の1ヶ月でした。どこが変わったのか、前回の記事と見比べて見てください。
【イベントルール概要】
・1ラウンドの制限時間は50分。
・最低4ラウンド行う。進行次第では5本目以降もあり得る。
・参加費はスタンダードリーガルのパック1パック。
・途中でデッキを変更することは出来ない。最初に選んだデッキで最後までプレイしなければならない。
・この団体では≪大いなる創造者、カーン≫の[-2]や≪願いのフェイ≫の出来事呪文などの使用が認められている。しかしゲーム外カードの使用は1枚のみとなっている。
・「相棒」もゲーム外カードとして扱う。すなわち、「相棒」を指定しているプレイヤーは≪願いのフェイ≫の出来事呪文でカードを取ってくることが出来ない。
・ゲーム外カードを使用する際、必ず卓メンバーに、ゲーム外カードを用いる旨を必ず申告する。申告を忘れた場合、そのゲームではゲーム外カードを用いることを禁止される。
・5人卓は禁止。参加者が5人しかいない場合、3人卓と2人卓に分けられる。
・2人卓のゲーム進行ルールはMTGアリーナのブロールと同じ。初期ライフ25、先手ドロー無し、最初のマリガンはフリーマリガン。
・途中参加も可能。たとえデッキが無くても、参加者が誰か貸してくれるだろう。
・ラウンド終了後は生き残ったプレイヤーに「チップ」が振り分けられる。
・「チップ」を割り振る基準は生き残った時間が長い順。
・もし同時に死亡したプレイヤーが出た場合、それにより死亡したプレイヤー達は同列と扱い、その時の順位の最低点を得る。
・もし50分経って決着が付かない場合、生き残ってるプレイヤー1人につき追加の1ターンを行う。
・追加ターンが終わるとそこでゲームは強制終了。
・制限時間により強制終了後は死亡したプレイヤー1人につき、生き残っているプレイヤー全員に「チップ」を1つ与えられる。誰も死亡していない場合、「チップ」は誰も1つも得られない。
・22:45に全てのゲームを強制終了し、「チップ」を集計。3位までには賞品が贈られる。
・賞品は参加費のパックを使う。1位には参加費で徴収したパック全体の3/6を。2位は2/6、3位は1/6が貰える。割り切れず残ったパックは次回のイベントに持ち越される。
・参加賞として、晴れる屋から何かしらのプロモカード1枚と、ショーダウンプロモパックが1つ貰える。なんとショーダウンパックからはBFZのマスターピースが引きあてられたという報告が…。
・以上の独自ルールに全て同意した上でイベントに参加すること。
主な変更点は「勝ち点」システムが「チップ」に変わったこと、そして「ゲーム外カード」の裁定が確定したことです。
【「勝ち点」が「チップ」に変更したことによる影響】
記事を読んで、このイベントに参加していない方達は「なんだそれだけか」と感じるかと思います。ところがどっこいこの勝ち点システム、僕の予想を超える完成度だったのです。
・「勝ち点」システムの解説
前回の記事で、僕は「勝ち点」で優勝を決めると記事で書きましたが、実は「勝ち点」の合計だけで優勝が決まるわけではありません。「勝ち点」の厳密な計算システムの式は以下の通りです。
例えばあるプレイヤーが、1ラウンド目0点、2ラウンド目2点、3ラウンド目1点、4ラウンド目2点を獲得して全工程を終えたとします。すると【平均勝ち点】は1.25となります。そして4ラウンドプレイしたので4を加えて5.25。これが【最終的な勝ち点】となります。
つまり最も勝ち、最も多くゲームをやったプレイヤーが優勝なのです。これは恐らく、途中参加者が勝ちまくり、優勝をもぎ取られることを防ぐためだと思われます。途中参加者よりも、最初から参加していたプレイヤーが優遇されるべきという思考はごもっともな意見でしょう。
・「チップ」システム
何回か参加していると、いきなり「勝ち点」が廃止され、新システム「チップ」が導入された。また完成度高いルールを設けてくれるのかと思っていたが、概要を聞いてみると
……え?終わり?
僕は非常に驚いた。あんなにも主催はエクセルを美しく使いこなし勝ち点を管理していたのに、いきなり原始的なアナログギミックに変わってしまった。ゲーム数に関わらず…なので当然途中参加者が優勝をもぎ取っていく日もあった。「チップ」のシステム導入に踏み込んだ経緯などは未だ沈黙しているが、何かしらがあったことは間違いないのだろう。
しかし「チップ」なりの利点はあります。誰が優勝に近いかが一目瞭然なので、優勝を狙う場合狙う先やプレイングが若干異なってきます。最初に死亡したプレイヤーは得られる「チップ」は0なので最初に殺される確率が上がります。優勝が近いプレイヤーにとっては非常につらいですが、逆に返り討ちにあわせてやる殺意をもって耐えていきましょう。
【「Watchwolf MTG」からの重大なお知らせ1】
さてここまではルール変更周りについて書いてきましたが、ここからは「Watchwolf MTG」からのお知らせです。
まず、「Watchwolf MTG」主催のイベントは、今まで毎週水曜日の18:00から開始ですが、さらに毎週日曜日にも集まるようになりました。
水曜日は変わらずプライズを巡ったトーナメントをしていきますが、日曜日はプライズのやりとりは発生しません。参加費無しの「フリープレイ」会です。デッキ変更ありの、トーナメントイベントでは使えないようなサブデッキを回せますし、メインデッキの調整にも便利です。
「水曜日来られない人のために集まりを増やそう」という主催からの粋な計らいで、当然新規での途中参加も大歓迎です。日曜の夜、暇でブロールを回したい方は是非行ってみてはいかがでしょうか。主催が晴れる屋tc東京ならたくさん人が集まると認識してくれれば僕らも長くイベントに参加し続けられますし。
【「Watchwolf MTG」からの重大なお知らせ2】
これが最後のお知らせです。9月最後の「Watchwolf MTG」の集まりで、普段よりも大規模なイベントを開こうと企画しています。テーマは「プレイヤーの拘り」。
基本土地、版、言語、サプライ(スリーブ、プレマ)などの拘りを見て、特に「良い」と思ったプレイヤーには普段より豪華な景品を進呈する。
という概要になっています。口ぶりからして、イベントの単純な勝者とは別の部門で、拘りを見定めるイベントかと思います。「拘りなら誰にも負けねぇ」って紙ブロールプレイヤーの参加をお待ちしています。「Watchwolf MTG」最終回フラグも危惧していますが、さすがに「現環境最後だから…」って意味だと思いたいです…。
先日「Watchwolf MTG」という団体主催のイベントに参加したことについての記事を書きました。今回の記事はそれの補足、ルール変更などの報告記事となります。
あれから毎週参加し続け、Discordで主催達と接触していくにつれ、新しい参加者が増えたり、ルールを整備しようという動きがあったりと、激動の1ヶ月でした。どこが変わったのか、前回の記事と見比べて見てください。
【イベントルール概要】
・1ラウンドの制限時間は50分。
・最低4ラウンド行う。進行次第では5本目以降もあり得る。
・参加費はスタンダードリーガルのパック1パック。
・途中でデッキを変更することは出来ない。最初に選んだデッキで最後までプレイしなければならない。
・この団体では≪大いなる創造者、カーン≫の[-2]や≪願いのフェイ≫の出来事呪文などの使用が認められている。しかしゲーム外カードの使用は1枚のみとなっている。
・「相棒」もゲーム外カードとして扱う。すなわち、「相棒」を指定しているプレイヤーは≪願いのフェイ≫の出来事呪文でカードを取ってくることが出来ない。
・ゲーム外カードを使用する際、必ず卓メンバーに、ゲーム外カードを用いる旨を必ず申告する。申告を忘れた場合、そのゲームではゲーム外カードを用いることを禁止される。
・5人卓は禁止。参加者が5人しかいない場合、3人卓と2人卓に分けられる。
・2人卓のゲーム進行ルールはMTGアリーナのブロールと同じ。初期ライフ25、先手ドロー無し、最初のマリガンはフリーマリガン。
・途中参加も可能。たとえデッキが無くても、参加者が誰か貸してくれるだろう。
・ラウンド終了後は生き残ったプレイヤーに「チップ」が振り分けられる。
・「チップ」を割り振る基準は生き残った時間が長い順。
例
Aが死亡→Bが死亡→Cが死亡しDが残った場合、Dが3点、Cが2点、Bが1点、Aが0点獲得となる。
・もし同時に死亡したプレイヤーが出た場合、それにより死亡したプレイヤー達は同列と扱い、その時の順位の最低点を得る。
例1
ABが同時に死亡→Cが死亡しDが残った場合、Dが3つ、Cが2点、BとAは0つ獲得となる。
例2
Aが死亡→BCが同時に死亡しDが残った場合、Dが3つ、CとBが1つ、Aが0つ獲得となる。
・もし50分経って決着が付かない場合、生き残ってるプレイヤー1人につき追加の1ターンを行う。
・追加ターンが終わるとそこでゲームは強制終了。
・制限時間により強制終了後は死亡したプレイヤー1人につき、生き残っているプレイヤー全員に「チップ」を1つ与えられる。誰も死亡していない場合、「チップ」は誰も1つも得られない。
・22:45に全てのゲームを強制終了し、「チップ」を集計。3位までには賞品が贈られる。
・賞品は参加費のパックを使う。1位には参加費で徴収したパック全体の3/6を。2位は2/6、3位は1/6が貰える。割り切れず残ったパックは次回のイベントに持ち越される。
例1
参加費で積まれたパックが7つだった場合、1位に3つ、2位に2つ、3位に1つが配られ、余った1つは次週のイベントで参加費の一部として積む。
例2
参加費で積まれたパックが5つだった場合、1位に3つ、2位に2つが配られる。3位以下は何も得られない。
・参加賞として、晴れる屋から何かしらのプロモカード1枚と、ショーダウンプロモパックが1つ貰える。なんとショーダウンパックからはBFZのマスターピースが引きあてられたという報告が…。
・以上の独自ルールに全て同意した上でイベントに参加すること。
主な変更点は「勝ち点」システムが「チップ」に変わったこと、そして「ゲーム外カード」の裁定が確定したことです。
【「勝ち点」が「チップ」に変更したことによる影響】
記事を読んで、このイベントに参加していない方達は「なんだそれだけか」と感じるかと思います。ところがどっこいこの勝ち点システム、僕の予想を超える完成度だったのです。
・「勝ち点」システムの解説
前回の記事で、僕は「勝ち点」で優勝を決めると記事で書きましたが、実は「勝ち点」の合計だけで優勝が決まるわけではありません。「勝ち点」の厳密な計算システムの式は以下の通りです。
【平均勝ち点】+【プレイしたラウンド数】
例えばあるプレイヤーが、1ラウンド目0点、2ラウンド目2点、3ラウンド目1点、4ラウンド目2点を獲得して全工程を終えたとします。すると【平均勝ち点】は1.25となります。そして4ラウンドプレイしたので4を加えて5.25。これが【最終的な勝ち点】となります。
つまり最も勝ち、最も多くゲームをやったプレイヤーが優勝なのです。これは恐らく、途中参加者が勝ちまくり、優勝をもぎ取られることを防ぐためだと思われます。途中参加者よりも、最初から参加していたプレイヤーが優遇されるべきという思考はごもっともな意見でしょう。
・「チップ」システム
何回か参加していると、いきなり「勝ち点」が廃止され、新システム「チップ」が導入された。また完成度高いルールを設けてくれるのかと思っていたが、概要を聞いてみると
「プレイしたラウンド数に関わらず、とにかく最後までこれを持っていたプレイヤーが優勝。」
……え?終わり?
僕は非常に驚いた。あんなにも主催はエクセルを美しく使いこなし勝ち点を管理していたのに、いきなり原始的なアナログギミックに変わってしまった。ゲーム数に関わらず…なので当然途中参加者が優勝をもぎ取っていく日もあった。「チップ」のシステム導入に踏み込んだ経緯などは未だ沈黙しているが、何かしらがあったことは間違いないのだろう。
しかし「チップ」なりの利点はあります。誰が優勝に近いかが一目瞭然なので、優勝を狙う場合狙う先やプレイングが若干異なってきます。最初に死亡したプレイヤーは得られる「チップ」は0なので最初に殺される確率が上がります。優勝が近いプレイヤーにとっては非常につらいですが、逆に返り討ちにあわせてやる殺意をもって耐えていきましょう。
【「Watchwolf MTG」からの重大なお知らせ1】
さてここまではルール変更周りについて書いてきましたが、ここからは「Watchwolf MTG」からのお知らせです。
まず、「Watchwolf MTG」主催のイベントは、今まで毎週水曜日の18:00から開始ですが、さらに毎週日曜日にも集まるようになりました。
水曜日は変わらずプライズを巡ったトーナメントをしていきますが、日曜日はプライズのやりとりは発生しません。参加費無しの「フリープレイ」会です。デッキ変更ありの、トーナメントイベントでは使えないようなサブデッキを回せますし、メインデッキの調整にも便利です。
「水曜日来られない人のために集まりを増やそう」という主催からの粋な計らいで、当然新規での途中参加も大歓迎です。日曜の夜、暇でブロールを回したい方は是非行ってみてはいかがでしょうか。
【「Watchwolf MTG」からの重大なお知らせ2】
これが最後のお知らせです。9月最後の「Watchwolf MTG」の集まりで、普段よりも大規模なイベントを開こうと企画しています。テーマは「プレイヤーの拘り」。
基本土地、版、言語、サプライ(スリーブ、プレマ)などの拘りを見て、特に「良い」と思ったプレイヤーには普段より豪華な景品を進呈する。
という概要になっています。口ぶりからして、イベントの単純な勝者とは別の部門で、拘りを見定めるイベントかと思います。「拘りなら誰にも負けねぇ」って紙ブロールプレイヤーの参加をお待ちしています。
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